そうあるという記憶

柔らかな光が窓から差し込み、真っ白なシーツが光り輝く。

サラサラと風にそよぐカーテンに吹かれたお気に入りのクリスタル。

ガーネットのさざれ石の上に置いてみたらここがとっても落ち着くみたい。

この子の特等席が出来ました。

このクリスタルは私のなかに眠っていた叡智を思い出させてくれた言わば相棒のような子。

見えない領域でも確かにそこにあるものがある。

それを教えてくれた。

体感っていったら分かりやすいのかな。

例えば何かを想像してゾクゾク鳥肌が立つような感覚ってだれにでもあると思うんだけれど、物質では存在していないのに意識のレベルでは事象がもう起きている。

それを捕らえた体は先に肌感覚を働かせて鳥肌が立つ（結果）。

そんな感じなんだと思う。

このクリスタルを媒介にして私が体感したのはまさにそれで、

例えば次元の違う過去、地球ではないかもしれない、なんなのか分からないけれど身体で体感するものがあった。

頭ごなしに否定することももちろん出来る。

でもそれをする意味を見出せなかった。

尾骨の奥からうねうねと天上へ向かってほとばしるエネルギー。

じっとしていたくたって抑えられない。

わたしの中のなにかが出たがっていた。

蛇のようなラインを描きながら背骨をかけ上がり頭頂から何度か放出する。

この同じ感覚を過去に一度だけ体験していた。

誘導によるフラワーエッセンスを初めて体験したとき。

まったく同じ衝動が起こり、初めての体験に動揺した私はなんとか動き出す体を抑えようと必死に抵抗した。

恥ずかしいという脳内からの指令にまったくもって太刀打ちできなかった。

今思えば、背骨をかけ上がるビリビリとしたエネルギーは過去に抑圧してきたエネルギーの塊が一気に流れ出たのだと思う。

その蓋をパーーンと吹き飛ばすショックを与えてくれるのが、フラワーエッセンスだったり、クリスタルだったりするんじゃないかな、と。

自分のまぎれもない体感を通してまさにそう感じる。

使い過ぎている思考や我慢で蓄積していつの間にかパイプ詰まりしてしまう。 下手したら私のようになかったことにして蓋をする（臭いものには蓋をする、みたいに(笑)）。

定期的に休みを取って使いすぎの頭をストップさせたり、汚れを取らないと、心も汚れるし、景色も霞んで見えちゃう。

瞑想も、波動療法も、アウトプットすることも、何かを吐き出すことも、全部全部、根本は同じことをしているんだよね。

クリーニング作業って絶対必要。

そしてやっぱり覿面に効果を出しやすいのが、実は目に見えない微細なエネルギーのほうなんだ。

本当に不思議。

効果を信じていなくたって（私がそうだったから）、ちゃんと働いてくれる。

見えないエネルギーはね、本人が気づいていようがいなかろうが、底からブルブルと揺るがしてくれる。

揺るがすと浮上してくる。 中に埋もれてたものが。ぼこぼこと。 微細な振動ほど目に見えないのだけれど、細かいほど深部へ到達する。

サラサラの砂、じゃりじゃりの砂、石ころを一つのビーカーに混ぜこぜに入れて揺すってみてほしい。

振動によって細かい砂は底に落ち、中に埋もれていた荒い石ころは表に現れてくる。

大きな爆弾のようなものを中に抱えて、抱えて、抱え込んで。埋もれる。上からどんどん砂や砂利や石ころが覆いかぶさっていく。 いつしか石ころがあったことさえ忘れる。 揺することさえしないで、じっと動かず微動だにしなければ（不感症の人がこれ）、砂も砂利も石も岩のようにカ

チカチに固まる。 ハンマーで打つしかどうしようもなくなっちゃう。

ハンマーで打っても良いけれど、ショックが大きいよね。 大きな病気に掛かってしまうかもしれない。

かといって、小さな石ころ取りを日常にするのは大変。 気づかないときもあるし、そんな時間が取れないときだってあるもの。

だから、定期的でいい。 1週間に一回のお掃除、一か月に一回の定期的な大掃除みたいに、私たちの身体だってメンテナンスが必要なんだ。

岩をハンマーで打ち砕くショック療法より、岩になる前の石ころを揺すって浮上させてくれる優しいお掃除の方が定期的に続けられていいよね。

そしてこれを書いていたら私がやっていること、やろうとしていることが全部繋がった。

続きはまた後日～～♪

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